愛育歯科でのお子様の診療

小さなお子様は歯科医院での治療に対して不安を持ってしまいがちです。不安な気持ちを抱えたままでは、診療中に泣いてしまったり、暴れてしまうという問題も考えられます。足立区梅島の歯医者「愛育歯科」では、お子様が安心して診療を受けられるように、事前のトレーニングを行い、お子様の安心感を大切に診療を進めています。

お子様の診療の流れ

1問診票の記入

01:問診票の記入

お子様の口腔内は、大人と違った環境や生活リズムなどの特徴があるため、お子様専用の問診票をご用意しています。お子様の治療の際には、普段のご自宅での様子や兄弟の情報なども重要です。

2予診

02:予診

まずは親御さんからお子様について詳しくお話をうかがいます。気になる症状はもちろん、普段の生活の流れやお子様の性格などもうかがったうえで、お子様に合った治療の進め方などを相談していきます。

お子様は長時間ユニットに座って診療を受けるのは困難です。そこで、診療前に細かなことまで情報を把握し、短時間でも適切な治療が行えるようにしているのです。親御さんがお話に集中できるよう、お子様が小さい場合は一時的に託児いただくことも可能です。

3診察

03:診察

予診が終わったらいよいよお子様を診察室にお呼びします。まずはスタッフと話して仲良くなったり、診療室に慣れてもらいます。もちろん親御さんとも一緒です。

4トレーニング

04:トレーニング

歯科医院が初めてのお子様は、どのように診療を受けていいのかが分からないため、はじめに慣れてもらうためのトレーニングを行います。より安全に早く治療が終われるよう練習をします。

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5治療

05:治療

お子様専門の治療器具を使用して、適切かつ専門性の高い小児歯科治療を行っていきます。幼い頃から専門性の高い治療を行うことで、大人になったときにきちんと機能する口腔内環境を保つ土台作りを行います。

親御さんと離れて治療を受けることを不安に思っているお子様の場合は、そばに付き添って治療を受けることも可能です。泣いてしまっている場合でも、お子様のために安全に治療ができるよう専門的な対応を行います。

6予防

06:予防

治療を受けるお子様の年齢やヒアリングした生活の様子などをもとに、適切な予防計画を立てていきます。家族構成なども重要な情報になります。虫歯の予防はもちろん、同時に不正咬合を招かないよう予防を行うことが未来のお子様の美しく健康的な口元や笑顔につながります。全身の健康状態に寄与するために、口腔内のケアを行うことが大切です。

7定期検診

07:定期検診

お子様の年齢や環境、歯の本数などを考慮し、一人ひとりに合わせた間隔で定期検診を受けていただき将来の健康的な口腔内を目指します。お子様の発育を考え、将来を予測したうえで口腔内のチェックを行います。お子様の口腔内に対して心配なことがございましたら、お気軽にご相談ください。

トレーニングの流れ

歯医者での治療が初めてのお子様にとって、診療ユニットに座るのも非常にハードルが高いものです。そこで当院では、診察中のさまざまな工程を実際に見ていただき、内容を把握していただいてから治療に入っています。器具の説明や使い方についてなども詳しく伝え、安心感を持ってもらったうえで、治療を進めています。

1椅子に座る練習をする

01:椅子に座る練習をする

治療に入る前に、まずは椅子に座れるよう練習をしています。お子様が一人で椅子に座れるようになったら、親御さんはお子様を褒めてあげてください。褒めてあげることでお子様のやる気を引き出します。

2歯医者さんのことを詳しく
知ってもらう

02:歯医者さんのことを詳しくしってもらう

治療前に、スタッフやドクターとじっくり話していただきます。治療のことに限らず、どんなことでもいいのでどんどんお話をしてコミュニケーションを取ります。

3治療に使う機器・器具を
みてもらう

03:治療に使う機器・器具をみてもらう

歯科治療に使用する機器や器具を見てもらい、説明をします。さらに、歯医者さんになったつもりで、お人形の治療をしてもらうなど、歯医者さん体験のようなことも取り入れています。なかなか身近で体験できるものではないので、興味を持ってくださるお子様が多くいらっしゃいます。

4心理学を用いて治療を行います

04:心理学を用いて治療を行います

当院ではTSD法と呼ばれる心理学を用いて診療を行っています。これから行うことを説明(Tell)し、実際に見せ(Show)、説明したことを行う(Do)方法です。

【Tell】これから何をするのか、どういうものを使うのかを伝えます。治療の専門的な内容をお子様が理解しやすいよう分かりやすく伝えていきます。

【Show】使用する器具機材を見てもらいます。どのように使用するのか、
時にはぬいぐるみや絵を使いお子様が理解しやすいように示します。

【Do】実際に歯科医師がお子様の口腔内で器具を使用します。

全ての動作に対して、このTSDが基本形となり、治療を進めていきます。

例えば、《歯科医師が口腔内をミラーで診る》場合、大人の方であれば「拝見いたします」と歯科医師が伝えると、ほとんどの方は口腔内をミラーで見るのだなと理解され、開口していただけます。

しかし、小児歯科では、「○○ちゃんは、自分の歯が何本あるか知ってる?」と、まずコミュニケーションをとります。次に「今から、歯が何本生えているか、小さな鏡で見ていくよ」と何をするのかを伝えていきます。さらに「この小さな鏡で見てみるよ。丸くて小さいね」とミラーを見て、手にとってもらいます。そして「あ~んしてみようか」と伝えお子様が開口し、ようやく歯科医師が口腔内をミラーで拝見するという流れになります。

お子様の診療の際には、単純に大人の方の何倍ものステップが必要です。実際は、診療に慣れていないお子様への配慮が必要なため、さらに手間をかけ丁寧に対応を行っています。